2018年4月5日

人生をRPGに喩えるなら

namake_taio (@NamakeTaio) さんのツイートより。

人生をRPGに喩えるのは面白いですね。

早期リタイアして無職な人は、まだゲームをクリアしてないのに冒険や狩りをやめて勇者から遊び人に転職し、町中でのんびりしてる感じのプレーヤーでしょうか。町の外に出るとしても安全地帯をウロウロするだけみたいな。

ゲームでは町で何もしないとHPもMPもゴールドも減りませんが、リアルの場合は労働しなくても時間が経てば自然にHPが減るので定期的に回復(食事、睡眠)しないと死んでしまいます。死んだときに「しんでしまうとは なにごとだ!」とか言いながらも優しく蘇生してくれる王様は勿論いません。運が悪いと事故や病気でHPがゼロになってゲームが早期終了することもあります。

ホイミ(自炊)が使える人はMPを消費してHPを回復すれば節約になります。そのMPもタダではないので、最終的には宿屋で回復する必要があります。そのたびに貯めていたゴールドが減っていきます。ゴールドが減るペースは宿代(生活コスト)次第なので、ゴールドの残高と自分のレベル(年齢)に合わせて適正な宿代の町を選ぶ眼も大事になってきます。

そしてリアルRPGの最大の特徴は、開始からある程度のレベルまではゲームと同様に主人公も成長を続けますが、それ以降は少しずつ主人公の能力が衰えていくこと。一部「かしこさ」のような能力は衰える時期が遅めだったりしますが、最大HPはもちろんのこと、「ちから」「すばやさ」などのステータスも、レベル25あたりで成長が止まり、以後はレベルアップするたびに減っていくことに…。そしてレベル90あたりに達すると最大HPがついにゼロになってゲームは強制終了します。

主人公の能力が時間の経過とともにゼロに向かって減少していく。なんという恐ろしい仕様でしょうか。クソゲー? 言えてます。でもこのゲームの仕様は誰にも変えられません。

もしこんな仕様のRPGが本当にあったなら、今までのように主人公がレベル99まで成長を続けるRPGとは、プレースタイルが全然違ってくるかもしれませんね。ボスを討伐するのが目的なら、能力のピークに合わせて計画的にやらないと苦労することになりそう。

参考ツイート:

2 件のコメント:

  1. 死期がわかれば、もしくは死期を自分で選べる(安楽死)ならもっと効率的に生きることができるかもしれません。人間はどうせ死ぬんだから自分の死期は自分で決めることができればいいのにと思います。

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  2. クロスパールさんの意見に大賛成です。でもまあ、その時にならないとその時の気持ちは分かりませんが、少なくとも世間で言われるスパゲティ症候群になってまで生きていたくはないですね。
    尊厳死や安楽死が法制化されないから、日本はこんなことになってしまいまいした。ユーロ圏はその意味で進んでいますね。世の中すべてが過剰なんですよ。その過剰なことをさせられるのも人間なのに...

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